リサイクルボックス | Kiehl’s

NYのスキンケアブランドKiehl’sのためのリサイクルボックスデザイン。「Nature in the city」というテーマのもと「脈」というコンセプトを立ち上げデザイン。葉の葉脈もしくはビルが立ち並んでいるように見える様子は、生命にあふれる植物が息づくように街も同じように呼吸している様子と呼応している。リサイクルという方法で自然や街並の「脈」となることを目指した。








産学協同オブジェプロジェクト2010 | Fissler株式会社 +(多摩美術大学×東京都市大学)

Fissler社の協力のもと多摩美術大学環境デザイン学科のPBL授業内でおこなわれた産学協同プロジェクト。Fissler社からの課題は「鍋1000個でなにができるか」というもの。プロジェクトの流れはまず参加生徒各々がアイデア出しをする。その中から良いと思われるアイデアに投票し、投票数の多かったアイデアの発案者とチームを組む。各大学教授及びADKクリエイティブの先輩の協力のもと中間プレゼンを含み半年をかけてアイデア、コンセプト、プレゼン、模型制作を練り上げる。最終プレゼンはFissler社CEO、アジア圏担当責任者、Fissler Japan担当者の方々に参加、審査していただきました。私のチームは神輿をコンセプトに制作しました。神輿の起源は不作が続いた年に神社を動かすことで神様を起こそうというところからです。鍋は食材を調理するものなのでそのまま神輿にしてはどうかというところから企画。神輿の上部に設置した鳳凰からすべてFissler社の鍋や食器で構成し、日本の大規模な祭りに参加することや百貨店での展示に発展できることを提案。結果、優秀賞をいただきました。最優秀賞を頂けなかった大きな原因は宗教を企業の広報活動に取り入れることに疑問があるとのこと。なるほどそういう視点もあるのかと今後に活かせる有意義なプロジェクトを経験することができました。